こころが離れていく子供たち

【体験談137】妻がネット依存になって(2) | 浮気調査LEO

夫婦の会話がなくなった時

子どもを介して会話をしていた頃はまだ良かった。
どうにか会話のキャッチボールは出来ていたのだ。
それは妻の演技だったかもしれないが、俺はそれだけでもホッとしていたのだ。

 

しかし、事態はどんどん悪化していった。
子どもが小学校に入学する前くらいのことだ。
その頃には子どもにもこの状況を感付かれていた。
いつの間にか俺のことをパパと呼ばなくなり、ママの味方に付くことが多くなった。
俺は益々居場所を失っていき、帰りが遅くなりそうな時は会社に泊まることが多くなった。

 

ある日、家に取りに行きたいものがあって昼前に戻ったことがあった。
あまり顔を合さなくなってしまったので、その時は夫婦の会話は皆無だった。
お互いが、日々何をしているのかも知らないくらいになっていた。
だから、部屋に入った時に妻が美しく変身している様を見てギョッとした。
家庭に入ってからはほぼノーメイクだった妻が、こちらがドキッとするほどの美しい妻になっていたのだ。
「再び妻に恋をする」なんて言っていいほど喜ばしいものではなかった。
さすがの俺でも、妻から女を感じ取ることが出来た。

 

何も言えずに立ち尽くしている俺に「何か用ですか?」と他人行儀な妻がいた。
物を取りに来たことだけを告げてすぐに家から出た。
その日1日はまともに仕事が出来なかったのは言うまでもない。

 

どうしてもモヤモヤが抜けなかったので、その日は家に帰って妻と話し合うことにした。
妻の方はあまり気乗りしていなったようだが、会話をしなくなってしまったことを反省した。
「もうすぐ入学式だな。当日どうしようか」と普通に会話を持ち込んでみた。
妻は素っ気なく「2人で行くからいいわよ。どうせ仕事でしょ?」。嫌味を言われてしまった。
子どもの入学式くらい仕事は休めることを告げると、再び「結構です。2人で行けますから」と拒絶された。

 

俺はもう、この家の主として必要とされていないのだな。
妻にも子どもにも素っ気なくされ、俺の居場所はないのだなと悟った。
それでも、会社に泊まることはやめようと思ったのだ。
今ならまだ修復が可能かもしれない。
俺が誠意を見せれば、妻も子どもも変わってくれるかもしれないという望みを持った。
会話がなくとも、家にだけは必ず帰るようにしようと思った。
妻の浮気を疑おうにも素行調査を調査会社に依頼する気までにはなれなかった。

 

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