いつの間にか心変わりした彼

【体験談135】冴えない真面目の彼(3) | 浮気調査LEO

ついに尻尾を掴む

素人が探偵の真似事をするのは、結構難しいものなのだと思いました。
毎回冷や冷やしながら、彼の行動を調査しました。
単独で浮気調査を始めた頃には、仕事が落ち着いていたので、有休まで頂いてしまいました。

 

私なりに本格的に調査を始めて4日経った頃に、ついに尻尾を掴むことが出来ました。
それはまるで中学生の恋愛のようでした。
彼も彼女も恋愛経験がありません。
だからこそ、淡い恋心に胸を躍らせているという感じでした。

 

幸いなことに、私が後をつけていることは知られずに済みました。
彼女とは私に黙ってデートを重ねているようでした。
見た感じ、だいぶ親しく話せていましたから。

 

でも、お互いに恋愛経験がありません。
彼は私と出会ってから色々な世界を知りましたが、それはあくまでも私に仕込まれた知識です。
自ら動こうと得た知識ではなかったので、初めて恋愛をしているという感覚だったのでしょう。

 

中学生のカップルのように、2人には微妙な距離がありました。
手が触れるか触れないかくらいの距離にいて、時々手が触れて微笑むといった感じでした。
浮気調査をしているのに、なんだかこちらがドキドキするような光景でした。

 

恐らく、2人の間には何も起きていなかったと思います。
大人の男女がするように、ベタベタはしていませんでしたから。
それがかえって私には厳しいなと思ってしまったのです。
彼自身も本気で彼女のことを想い始めているのではないだろうかと…。
本当に一線を越えてしまったら、彼は絶対に私のところに戻ってこないだろうなと思いました。
自ら手に入れた恋だから。

 

このままではいけないと思ったので、私は彼らの前に現れました。
少々手荒だなと思いましたが、奥手な2人にはこれくらいしないと理解してもらえないだろうなと思ったからです。

 

3人でカラオケに入り、彼と私が付き合っていることを彼女に知らしめました。
彼女は突然のことだったので、その現実が受け入れられないようでした。
でも、私の気持ちは出会った頃から変わっていません。
彼の優しさと真面目さには今でも惹かれたままだから、別れるつもりなどありませんでした。

 

私は気持ちをハッキリと伝えました。
彼自身も、平謝りしてくれました。
でも、遅かったのです。
彼は完全に彼女に心を持って行かれていました。
私に戻ることはなく、数週間後に別れを告げられました。
プラトニックな浮気ほど応えるものはありません。
今の私は失恋の痛手から抜け出せずにいます。

 

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