自分の非も認め

【体験談134】魅力的な妻(3) | 浮気調査LEO

恋愛に積極的な妻

問い詰めたつもりは一切ない。
でも、妻は急に涙を流してこう言った。
「ごめんなさい。私寂しくて…」と肩を震わせていた。
俺はとてもやりきれない気持ちになった。
否定もされず、開き直りもせず、ただ静かに涙を流されたからだ。

 

結局、妻は不倫の事実を認めた。
今はその先生と真剣にお付き合いをしていることも認めた。
結婚しているのに、真剣なお付き合いというのも変な話だが…。

 

俺には怒りが湧いてこなかった。
子育てのことは全て妻に任せきりで、仕事の忙しさにかまけていたのは事実だからだ。
妻の気持ちなど考えたこともなかった。
彼女自身はものすごく葛藤していたのだ。
妻として、母として、女として…。
そんな葛藤には全く気付きもしなかった。
仕事に没頭できる環境が整っていることに満足し、それが当たり前のように思っていたからだ。

 

俺は考える時間が欲しいと告げた。
確かに俺がいけなかった部分もある。
しかし、だからと言って他の男に走っていいなどということはない。
俺も悪かったが、妻も悪いだろうという思いが湧き上がってきた。
しばらく家を出ることにした。
これからも夫婦生活を続けていくべきなのか、それとも妻を許さずに離婚をするのか。

 

告げ口をしたお母さんはほくそ笑んでいただろう。
それにまんまと釣られた俺は、負け犬なのだろうか?
子どもの為にも、妻の為にも、ここは一度許すべきではないのだろうか?
ものすごく悩んで答えを出した。

 

家に帰って妻に告げた。
「俺ともう一度付き合ってくれ」と言った。
妻と塾の先生が付き合ったという事実は、許しがたいものである。
しかし、出会った頃に感じたように、俺にとって妻は世界に1人だけしかいないのだ。
妻は俺の申し出を受け入れてくれた。
当然だが、その塾の先生とは別れ、塾も変えることとなった。

 

あれから8年の月日が経った。
更に2人の子どもが増え、俺たちは家族を続けている。
妻が妻であると同時に、女であり母であることを忘れないように日々生きている。
一生俺に恋をしていてもらえるように、些細なことでも話し合うようになった。
俺は浮気を許し離婚をしなくて良かったと思っている。
あの頃のことは今は口には出さないし、いつか笑い話になる時が来るだろう。
その時が来るまで、俺たちはずっと夫婦であり続ける選択をした。

 

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