元同僚に会い確かめることに

【体験談126】結婚が目前だったのに…(4) | 浮気調査LEO

彼女の告白

その日は、お昼前から雨が降りだしました。
急に降りだした雨だったので、多くの人が傘を持たず濡れて歩いていました。
私も傘を持ってきていなかったので、会社の置き傘を借りて彼女との約束のお店に向かいました。
彼女は私より早く来ていました。
私がお店に入ると彼女は私に向かって小さく手を振りました。
私は「待たせてごめんね」と言って座りました。
そのお店は、彼女と一緒に働いていたときにたまにランチを食べにきていたお店でした。
その当時のお昼のメインは3種類あるランチセットでした。
メニューは当時と全く変わっていなかったので、彼女も私も「変わらないね〜」と言って笑い合いました。
そして、注文をすませてお互いの近況を報告しあいました。
私は、彼とのことを早く彼女に報告したかったのですが、まずは彼女が先に話し始めました。

 

彼女は、新しい派遣先の会社に勤めながら、夜は学校に通っていると言いました。
「何の学校なの?」と聞くと、彼女は「今さらなんだけど、公務員を目指そうと思って公務員学校に通っているんだ」と言いました。
「偶然だね」と言いかけたときに、彼女は「そこの先生がとてもいい人なの」と話し始めました。
「授業が終わってからも分からないところがあれば分かるまで教えてくれるし、いろいろ相談にものってくれるんだ」と彼女は嬉しそうに話しました。
「でもね、やけに親切だからもしかして‥って思うこともあったのよね、こういう予感って当たるもんだよね、それから付き合おうかって話になって。最近は年も年だし公務員になるより先生との未来を考えちゃったりもしてるんだ」と彼女はさらに嬉しそうに話しました。
「まさか‥・」と思ったのですが、そんな偶然があるわけないと思いました。
「へぇ〜良かったね」
と普通に答えたのですが、やはり聞いてみました。
「私の知り合いにも公務員学校の先生がいるんだ、その先生ってなんて名前なの?」と
そこで彼女が口にした名前は紛れもなく彼の名前でした。
「そっか‥違う人だね」
というのが精一杯でした。
浮気をしていたんだ‥・。
しかも浮気相手は私の元同僚。
浮気調査をするつもりなんてなかったのに分かってしまった事実。
なんてよくできた話なんだろう。
連絡がとれなかったのは、仕事のためだけじゃなかったんだ。
呆然となりました。
でも、彼女の手前、取り乱すことはできず、平静を装い食事をすませました。
彼女と別れ外に出ると、雨はいつの間にかやんでいました。
そして、私の心とは裏腹に雲の隙間から太陽が顔を出していました。

 

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