信じていた人たちの裏切り

【体験談118】奇妙な四角関係(2) | 浮気調査LEO

2人の裏切り

平日は、俺の勤務がかなり長引くことが多かった。
彼女はほぼ定時なので、18時以降は自由な時間が多かったのだ。

 

元々アクティブな彼女は、空き時間を利用して習い事に精を出していた。
自分が楽しみながらも、俺の夕飯はしっかりと準備してくれていた。
どこまで器用な女性なんだろうと、一緒に住み始めた時は思ったものだ。

 

親友は、俺ほど残業が長い訳ではなかった。
だから、奥さんの尾行をしようという話になってから、度々俺たちの家にやって来ることが多くなった。
俺も自由に遊びに来ていいと言っていたので、彼女と親友が2人きりになれる時間は沢山あった。

 

奥さんに裏切られたかもしれないと動揺していたから、まさか彼女に手を出すとは思いもよらなかった。
お酒を飲みながら作戦を立てていた彼女と親友は、一時の気の迷いから体の関係を持ってしまった。
事もあろうことか、俺たちの住む家で。

 

一度の過ちで終わりにしようと思っていた2人だったが、お互いに理性がきかなくなってしまったようなのだ。
俺の帰宅が遅い日に、何度も体を求めあっていたようだった。

 

そのことに気付いたのは、奥さんのクロが決定してからだった。
尾行が終わったので、親友が家に来る理由はなくなったのだ。
でも、傷心気味だからと俺は遊びに来ることを許した。

 

ある時、俺がおかしいと気付いた。
それほど使用した覚えがないのに、コンドームが減っていたのだ。
数えていたわけじゃないが、減り具合が多いことに気付いた。
彼女に聞いてみても「私が使うわけないでしょう?」と言われた。
しかし、俺か彼女しかそれを触る者がいないのだ。

 

「もしかしたら」という勘が働いた。
親友が来た次の日に、彼女に知られないようにゴミ箱を漁ってみた。
ビンゴだった。
ゴミ箱の奥底に、使用済みのコンドームが捨てられていたのだ。

 

俺は親友に来てもらい、2人に問いただした。
一体どういうことなのかと。
2人は反論出来ず、男女の仲になったことを認めた。

 

聞くところによると、2人の関係は割と早い時期に形成されていた。
奥さんの不倫疑惑をはらそう」と言い出した直後から始まっていたのだった。
俺はそれを知らずに、数ヶ月も親友を家に入れていたのだ。
俺と彼女が愛し合う為のベッドで、2人は何度も求め合っていたのだ。

 

当然だが、俺は親友とは縁を切った。
彼女とは別れて家を出た。
大切だったはずの2人からの、まさかの裏切りだった。

 

2人と絶縁してから1年が過ぎた。
風の噂で、2人には子どもが出来、正式に家族になったことを知った。

 

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